観てきました、大分市美術館 de 秋山庄太郎 展
ついに観ました、「秋山庄太郎 花逍遙-366日展」 in
大分市美術館。
日本写真界の巨匠、程度の予備知識しか持たずに出かけた訳ですが、
看板等から、花の写真のみの写真展ということはわかりましたが…
入場してから、ひたすら花の写真が!「花逍遙-366日展」のタイトルとおり、
366枚の花の写真があることは想像できましたが、受付でもらった目録に撮影地と花の名称等が記載されていました。
これをたよりに写真を眺めてみましたが、同じく受付で配布していた鉛筆の使い道は如何に?
と疑問を持ちながら、鑑賞続行。
全体的にソフトフォーカス。
感度の高いフイルムなのか?増感しているのか?プリントの粒子が粗く見えました。
一枚一枚が強く主張する印象は少なく(時折、個人的にはハッとする配色や構図、思わず見とれてしまう写真も多かったのですが)
なにかと組み合わせると、(例えば文字とかで)さらに強い印象を残す作品に変化しそうな気がしました。
ちょうど、展示の真ん中付近に、ビデオコーナーもありましたが、これは絶対観るべきです!
ソフトフォーカスの理由、高感度フイルムを使う理由等々、鑑賞中の疑問が吹っ飛び、
改めて、秋山庄太郎のすごさがわかります。ほとんどの方が見過ごされていましたが…
さらにその中で、写真を上達する方法や楽しみ方のコツ等、びっくりするほど内容の濃いものでした。
この写真展、見に行かれる方はこのビデオは必見です!
そんな訳で、写真家としてのすごさ、作品を創る楽しみや考え方など多くのことを学べた写真展でした。
気持ちのよい晴れた一日でした。
そうそう、この特別展は今週の日曜日(10月17日)までです。写真好きな人はぜひ!
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